子供の中学受験にのぞむ親の心得(インタビュー記事)

 


朝日EduAのインタビュー記事が公開されました(2026年1月23日)


子育てと受験
受験本番を迎える親子の心構え──"妄想"を手放す技術と「転んでも損しない」考え方
 
いよいよ中学受験本番。多くの保護者が子ども以上にプレッシャーに悩み、合否の結果に一喜一憂するといいます。どんな心構えで向き合うべきか。ご自身も中学受験、大学進学の経験を持ち、多くの親子の相談に乗ってきたという僧侶・著述家の草薙龍瞬さんに聞きました。結果に振り回されることより、「転んでも損しない」ポジティブな考え方に切り替えることを、草薙さんは勧めます。受験を控えた親がラクになれる意外な方法とは?




『ブッダを探して』をどこに託すか

 

『ブッダを探して』(中日新聞・東京新聞連載中)は、

2026年3月をもって連載終了。

仏教とは何か、出家という生き方とはどんなものか、

日本、インド、ミャンマーと舞台を変えて描き出す、異色の作品です。全編実体験。

単行本にまとめる作業が残っているので、どこかの編集者さん・出版社様との新たな出会いを待とう思います。

ノンフィクションであり、旅物語(紀行文)であり、文芸色も濃い作品なので(しかもイラストつき)、

そうした系統の作品への理解と思い入れが深い、編集者さんと出版社に託することができれば、と思います。


著者側から当たれる関係性(ツテ)はあるのですが、それでは面白くない気もするのでw、

 

今回はあえてオープンにしようと思います。


これから旅(物語)が始まる――

 

という予感に満ちた表紙にしたいと考えています。 

 

2025・12・27




PHP2025年12月号「捨てる」


PHP 2025年12月号
特集「捨てる」と人生が好転する

に寄稿させていただきました。



月刊PHPは、まだ自分の本が広く届く前に原稿の依頼をいただいて(2013年?)、

その記事がきっかけになって、『反応しない練習』につながっていったという恩人的な雑誌です。

この号も、他の記事が充実しています。これで300円(なんて良心的w)。

読者はシニアの人が多い様子。月に一度、こうした読み物が届く暮らしは、なかなかのものだと感じます。

目に触れる文章や写真・絵は、ノートに抜き書きしたり切り貼りしたりして、自分のモノにする作業が大事なのだろうと思います。

雑誌の場合、元の本をもう一度すべてたどることは、ほぼないでしょう。

「この時はこれに反応した(目が留まった)んだな」という履歴を刻む作業こそが、価値として残るのだろうと思います。





2025・11・9

 

 

『反応しない練習』アメリカ&イギリス上陸


『反応しない練習』の英訳本がそろそろ出版されるようです。

イギリスからアメリカへ。アメリカのほうが早いみたいです(2026年1月予定)。

ThePractice of Not Reacting.jpeg



なんだかむっちゃ地味・・というか、このモチーフから何が伝わるというのかな^^?

禅の本だと思ったのかな?

売れてくれることを神様に祈りましょう(笑)。


書誌情報の翻訳(Google機械翻訳):

著者紹介:草薙龍瞬氏は、仏教僧であり、学者でもあります。
128ページ
自己啓発、個人の成長

草薙龍瞬氏が、30万部以上を売り上げたベストセラー『より良い人生のための、極めてシンプルなフレームワーク』を提唱。

最悪な初デート。愛する人との口論。うまくいかない就職面接。私たちの心は、失敗や挫折に対して怒りや不安で反応し、自信を失わせ、まるで自分がコントロールできていないかのような気分にさせてしまいます。

しかし、私たちの幸せを失わせるのは外的な出来事ではなく、それらに対する私たちの内なる反応です。

「反応しない実践」は、永続的な心の平安への鍵を提供します。それは、不必要に反応するのをやめることです。

草薙氏のアプローチは、悩みを消したり抑圧したりするのではなく、理解し、論理的に対処しようとするという原始仏教の考えに基づいています。

簡単なステップを踏むことで、以下のことを学ぶことができます。

状況を「良い」とか「悪い」と無意味に判断するのをやめる

ストレスや心配といったネガティブな感情の痛みから解放される

他人の評価に左右されることなく、ありのままの自分らしく生きる

他人の成功や失敗と自分を比べる癖を捨てる

私たちのネガティブな反応の根源は、常に自分自身の欲望や不安に遡ることができます。この自己認識を得ると、人生をありのままに見ることができるようになります。

その受容の中に究極の心の平安があります。「反応しない実践」は、その道を示してくれます。

著者について
草薙龍瞬は仏教僧であり、学者です。仏教に関するベストセラー著書を数冊執筆し、東京で仏教センターを運営しています。

※なんか著者像だけ盛ってるような・・(実際の地味~~な姿はみなさんご存じの通り笑)。



2025・10・23
・・・・・・・・・・・・・




『ブッダを探して』未公開原稿

中日新聞・東京新聞連載中の『ブッダを探して』は、

インド帰郷編が終わり、いよいよ現代日本編に入ります。

毎回800字くらいにまとめないといけないので、掘り下げたり広げたりはできません。

書き手には膨大な記憶と感情があるので、そうした部分を振り返りながら、最終的に800字にエイヤと詰め込む作業をしています。

これは無執着じゃないとできないかも。無執着というのは、客観性でもあり、冷徹さでもあり。思いっきり突き放さないと、客観性のある文章は書けません。

とはいえ記憶は膨大――。書いていて、「長い話だなあ」と思います(笑)。

「どこまでこの人、苦労するねん?(まだ苦労続くの?)」と現代日本編を書きながら感じてしまいます。

最終編は「たどりついた未来」になる予定。ようやく皆さんにご一緒いただいている、今そして未来の話に入ります。

2026年2月末に連載終了予定。いや、長かった。よく頑張りました(まだ終わっていませんが笑)。

進行ペース(読者にとって冗長感が出ないように)を考えて掲載しなかった原稿がいくつかあります。その一本を特別に共有します:


◇◇◇◇◇◇◇
ブッダを探して
インド帰郷編〇 微笑み


 ウダサ村で一人の女性が亡くなった。まだ四五歳だが、心臓発作で急死した。
 この地では、人が亡くなると夜通し音楽を鳴らす。通夜用の歌手がやってきて、ひと晩中歌い続ける。
 
 通夜の翌日、その家を訪れた。床に横たわる女性の亡骸があった。老いた母親が覆いかぶさるようにして泣いている。その周りを縁者の婦人たちが囲み、その外側に村の女性たちが座る。部屋は、弔いに来た村人で一杯だった。

 娘に先立たれた母親は、むせび泣きながら歌っていた。

「あなたが微笑んでいるだけで、わたしは幸せだった」。

 娘が生きていた頃の姿を思い浮かべているのか。ともにいた時間が、母としてどんなに幸せだったかを、娘に伝えようとしているのか。

 歌いながら、母親はみずからの頬を流れる涙を何度もぬぐい、硬くなった娘の手を握り締め、その頬や額を掌で撫でていた。

 母親の腕はか細く、飴色の肌は無数の皺を刻んでいた。村の女性の多くは、十代で嫁いで、子を産み育てている。早朝に起きて水を汲みに出かけ、家族の朝食を準備し、清掃し、農作業や村の共同行事に身を捧げる。

 子供には優しい母親であり続け、婦人同士は快活に笑いあう。働きづめの生涯だ。これ以上に偉大な生き方があるだろうか。

 私は、女性の亡骸のそばに座り、その体の上に置かれた二つの手をそっと握った。目を閉じて、穏やかな顔をしている。額に掌を当てると、優しい冷たさがあった。

 むせび泣く母親のほうにも手を伸ばし、その額に掌を当てた。小さな額は驚くほどに温かかった。どうか、その心に浮かぶ娘さんの姿がいつも笑顔でありますようにと願った。

 掌を当てられた母親は、不思議なことを体験したかのように神妙そうな、驚いたようなまなざしで私を見つめて、泣くのを止めた。

 静かになった部屋から私は離れた。

 村の子供たちがほどけた笑みを浮かべて駆け寄ってきた。亡くなった人と、これからの子供たち。失う悲しみと未来に臨む喜び。

 死すること、生まれることを、そばに見る。世界はこうして続いていく。せつなく美しい村人の中にいる。



2025・10・20

『怒る技法』台湾語版


『怒る技法』台湾語版が出版されたようです。

『反応しない練習』『これも修行のうち。』『大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ』に続く4作目。

堂々と怒るべし、慈悲を忘れずに――

ひとことでいえば、そういう作品ですが、上手に怒る技が盛りだくさん。

台湾の人々に必要な作品。隣りの国では永久に出版されないことでしょう。


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なんか煽ってます(笑) 娑婆の世界はしゃーない・・

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剣のモチーフも活かしてます

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智慧の剣をもったブッダもそのまま オリジナル版を忠実に再現




2025・9・29


草薙龍瞬4作品紹介記事

興道の里から


草薙龍瞬の4作品が、<読む・聞く読書ラボ>というサイトで紹介されています。

上手なライターが書いているらしく、内容の要約やPRポイントが的確です。

ただ、他の本も同じように絶賛しているので、要は宣伝のためのサイトなのだろうと思います(笑)。

本のまとめとしてよく書けている(書いてくださっている)ので、お気が向いたら読んでみてください:





怒る技法.png


2025.9・17




『怒る技法』オーディオブック配信開始!

 

いよいよ『怒る技法』オーディオブックの配信が始まりました(2025年8月1日)。
 

『反応しない練習』『これも修行のうち。』『大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ』に続く、

著者・草薙龍瞬による朗読シリーズ、第4弾です。
 

いつものように、ついついサービス精神(←慈悲の心の世俗バージョン)で、笑える(←本人は後悔する)演出や、ボーナストークの特典もついています。楽しくて役に立つ、充実のトラック。

本とは違う臨場感が味わえるはず。活字だけでは読み取れない深いニュアンス(意味合い)も、声を通してなら伝わります(聴く側からすれば、「そうか、そういうところを伝えたかったのか」という)。


足かけ1年半以上・・ずいぶん時間がかかりました。手がけてくださった皆さま、ありがとう!

ここからアクセスできます(←クリックしてください: 試し聴きもできる様子です^^)

いざ発進(配信)!


怒っていい。でも正しく

今の時代に伝えなければいけないことを、
著者一杯の思い(応援)をこめて



2025・8・1
 



『看護教育』

医学書院が発行する『看護教育』No.66(2025年第4号)巻頭インタビュー記事 で取り上げていただきました。


十年間、なんとか続いた看護専門学校での講義について。

『看護教育』は、分厚く、隅々まで良質な情報満載の専門誌です。

内容充実にびっくり


看護というのは、私の眼から見ると、尊いけれど、じれったい、もどかしい業界だったりします。

看護なくしては、生きていけない人がいる。看護は世界が回っていくためにか欠かせない大事な仕事。

とはいえ、現場の看護師さんは、もう限界。患者の数も業務の量も増えているのに、看護師の数は増えないし、地位や待遇は上がらない。

無理はものは無理と言っていいし、改善すべき点は改善せよと上に突き上げていい(はず)。

どれほどの理不尽・非合理が、看護の現場に蓄積されているか、わかっている部分も多いだろうに、みんな忙しすぎて、優しすぎて、いい意味でも悪い意味でもタフ過ぎて、なかなか気づかない。気づいても声を挙げられない。闘うために動くことができない。

大変であることはみんな実感しているのだけれど、現場の声が集約されない。

「そこまで背負わなくていいですよ」と言いたくなるし、でも、看護師さんがいなければ途端に頓挫してしまう現場の実態もあるし、その点では尊いし。

だからこそ、うーん、うーん(いいのかな、なんとかしてほしいな、なんとかできないものかな、でもみんな頑張っちゃうんだな、偉いな、でも気の毒だな・・)という思いが回り続けて、

でもそんな自分は、ただの坊さんでしかないしな、というところにずっとい続けているという状況です。

坊さんというのは、いろんな分野に通じる”心の使い方”(智慧)を伝えることはできるけれど、すべての分野について外様(部外者)であるという疎外感・淋しさを脱することができない仕事。

問題が見える割には、何もできない・・私の場合は、全方位に向けてずっとそんな感じなのだけれど、

中でもひときわ、背負わなくていいものまで背負っている、でも背負わなければ回っていかない、そういう現実を垣間見て、もどかしく思い続けているのが、看護の世界です。


(一部紹介)
――最後に、看護教員の方々に向けてのエールをお願いします。

草薙 そもそも看護は人間のためにあります。苦しみを抱えた人が看護に何を求めるか、どうしてほしいのか。それは特別なものであってはいけなくて、むしろ誰もが納得できるものであるはずです。

だから教える側としても、難しく考えすぎずに、一人の人間として、特に患者の立場に立って「こんな看護師になってほしい」という願いを込めて向き合えばいいのだろうと思います。

しかし教員の人たち自身が、答えを見失っていることがあります。形にとらわれ、義務に追われて、「人として、これを伝えたい」という思いを忘れてしまうのです。開き直って自分の素朴な思いを伝えていいのかもしれません。もっと楽しくやればいいのです。

教育というのは、未来を育てる仕事です。極端にいえば、自分が消えた後の未来を支える人材を育てる仕事なのです。だから自分のことはどうでもいい。どうせ間もなく引退するし、近い将来いなくなるから、その後に誰か、看護できる人間、人を救える人間が残っていてほしい――そんな思いで取り組むのが、看護教育であるような気がします。

看護教育を支えるのは、そうした使命感と、教えることそのものが面白いと思えること、この二つかもしれません。私も、この二つが自分の中で失われない限り、看護教育の末席にい続けたいと思っています。

倫理も、看護も、教育も、まだまだ未開拓にして発展途上です。だからこそやりがいがあるし、面白い。看護に携わる人たちはみんな、私にとって心から尊敬する人たちです。

「まだまだできることはあるぞ」と思える、元気な先生や看護のプロの方々と、これからも出会いたいと思っています。




2025年7月25日

『怒る技法』著者朗読版、いざ公開

夏らしく?連続ニュースです:

『怒る技法』マガジンハウス

いよいよ、Amazonオーディオブックで配信されることになりました。

大ヒットの『鬼滅の刃 無限城編』の1000万分の1くらいの方には聴いてもらえたら・・と思っております。

『怒る技法』は、さまざまな格闘技をモチーフにして、理不尽な現実に立ち向かう「心の技法」を解き明かした本です。

マーシャル・アーツならぬ、メンタル・アーツ。宮本武蔵も出てくるし、アントニオ猪木も、日本武尊も、五条悟(五条センセイはポッドキャストに)も出てきます。

章扉は、鬼滅の刃(特に煉獄さん)をイメージして著者(私)が描き下ろしたもの。闇をかっさばく炎の剣を描いています(本をお持ちの方は、ご確認ください)。

Amazonオーディオブックのカバーアートも、草薙龍瞬が手がけました。


闘うべし、ただし、正しく――。


「現実と闘う心の剣士」をめざす皆さんに向けて書き下ろし&語り下ろした、ワザとエールに満ちた熱く優しい作品です。

8月1日配信予定です。ご予約あれ。





2025年7月25日






『反応しない練習』スペイン語版紹介記事

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※日本の人にとっては、おなじみの内容みたいです:
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Ryushun Kusanagi no lleva túnicas todo el tiempo ni predica desde un templo remoto, pero su voz resuena como la de un sabio antiguo en medio del ...


2025年6月27日現在
 
 
『反応しない練習』スペイン語版
 



『反応しない練習』スペイン語版


『反応しない練習』のスペイン語版が発売になったようです。

先日取材を受けた内容も、さっそく記事にしてくださった様子。
 
El Mundo(スペインではEl Paísに次いで発行部数が多い一般新聞)は、本の内容を掘り下げ、記者の視点をもとに立体的に本の価値を浮かび上がらせてくれています。


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La felicidad según el monje budista superventas: "Nuestro mayor problema es el deseo de ...
El Mundo
Ryushun Kusanagi (Nara, Japón, 1969) se presenta con la promesa de desvelarnos las claves de la felicidad que dice haber encontrado gracias a la ...

Google翻訳(若干不自然な訳ですが)
ベストセラー僧侶が語る幸福論:「私たちの最大の問題は…への欲求です。」 エル・ムンド 
草薙龍瞬(1969年、奈良県生まれ、日本)は、自らが…のおかげで見つけたと主張する幸福への鍵を明らかにすることを約束しています。

El secreto de la felicidad, según un monje bestseller que cree que estamos atrapados en ...
Gizmodo
Ryushun Kusanagi no promete milagros, pero sí un cambio de mirada: si dejamos de reaccionar, podremos dejar de sufrir. En su diálogo entre budismo ...
ベストセラー僧侶が語る幸福の秘訣:私たちは…に囚われていると信じている
ギズモード
草薙龍瞬は奇跡を約束しているわけではありませんが、視点を変えることを約束しています。反応することをやめれば、苦しみから解放されるのです。仏教と…との対話の中で…

El arte de no reaccionar (GRANDES ÉXITOS DE… de Ryushun Kusanagi · Vista previa del ...
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... Ryushun Kusanagi, estas dificultades pueden ser superadas si cultivamos una forma de pensar más racional y calmada. En opinión del autor, las ...

反応しないことの芸術(グレイテスト・ヒッツ・オブ… 草薙龍瞬著 · プレビュー…
YouTube
… 草薙龍瞬によると、これらの困難は、より合理的で冷静な思考を養うことで克服できるとのことです。著者の見解では…

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Sin embargo, para el monje budista Ryushun Kusanagi, estas dificultades pueden ser superadas si cultivamos una forma de pensar más racional y calmada.

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しかし、僧侶の草薙龍瞬氏によれば、より合理的で冷静な思考を養うことで、これらの困難は克服できるとのことです。



2025・6・12